[メイン2] 汐王寺茉莉花 :

[メイン2] 汐王寺茉莉花 : 『俺も気分的には部外者じゃなくて、しっかり関わりたいです』


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[メイン2] 逸見エリカ :  

[メイン2] 逸見エリカ : middle『I didn't fly』

[メイン2] 逸見エリカ : 55+1d10 (55+1D10) > 55+10[10] > 65

[メイン2] 逸見エリカ :  

[メイン2] 逸見エリカ : 冷たい部屋

[メイン2] 逸見エリカ : 白いタイル

[メイン2] 逸見エリカ : 割れたガラスに海を見て

[メイン2] 逸見エリカ : 取り敢えず綺麗にした手術代に、遺体が一つ

[メイン2] 逸見エリカ : フォールンスプライトを診察に使いつつ、拾って来た機材を弄り

[メイン2] 逸見エリカ : 《人間発電機》で電気を賄い、彼女の身体を調べる

[メイン2] 逸見エリカ : 「何をしたかったか、アンタは黙っていた」

[メイン2] 逸見エリカ : 「だからこうする、納得できるまで」

[メイン2] 逸見エリカ : 粗雑な機材だが、それでも納得するために

[メイン2] 逸見エリカ : 幾度となく消えて行く何かに理由つけるために

[メイン2] 逸見エリカ : 「血生臭い、ずーっと慣れてないのよね」

[メイン2] 逸見エリカ : 「命のやり取り、好きでもなければ望みもしなかったから」

[メイン2] 逸見エリカ : 「アンタには何がそうさせたの?」

[メイン2] 逸見エリカ : 「全てを投げ出して、私に最後に何を知らせたかったの」

[メイン2] 逸見エリカ : 「日常に返したいなら、皆んな忘れさせてくれたらいいのに」

[メイン2] 逸見エリカ : 「誰も忘れられやしない」

[メイン2] 逸見エリカ : 「アイツは別れも言わず、何処かに消えようとして」

[メイン2] 逸見エリカ : 「アンタは帰れと言いながら、帰り道を隠した」

[メイン2] 逸見エリカ : 「前からそうよね」

[メイン2] 逸見エリカ : 「私に気を遣ってるのか知らないけど」

[メイン2] 逸見エリカ : 「想われたら、残るものよ」

[メイン2] 逸見エリカ : 言い聞かせるように、機材を弄る

[メイン2] 逸見エリカ : 「アンタはバカよ」

[メイン2] 逸見エリカ : 「でも、理由があったのかしらね?」

[メイン2] 逸見エリカ : 「それくらい教えなさいよ、ホント」

[メイン2] 逸見エリカ : 「理由もなくあんな事を言ったのなら」

[メイン2] 逸見エリカ : 「私は、道化じゃない」

[メイン2] 逸見エリカ : かちゃり

[メイン2] 逸見エリカ : 機材を置いて、離れて

[メイン2] 逸見エリカ : 「海が見えるわ」

[メイン2] 逸見エリカ : 割れた窓の先

[メイン2] 逸見エリカ : 広い海、青が染め上げた視界

[メイン2] 逸見エリカ : 「支部につきっきりで、長らく見てなかったけど」

[メイン2] 逸見エリカ : 「綺麗ね、忘れかけてた」

[メイン2] 逸見エリカ : 「『日常』を守る側ってのは、最も日常にかけ離れてるの思うの」

[メイン2] 逸見エリカ : 「海の青さすら、忘れかけてたんだから」

[メイン2] 逸見エリカ : 「無責任なこと言わないでよ、帰れるだなんて」

[メイン2] 逸見エリカ : 「もうずーっと、染まっちゃったんだから」

[メイン2] 逸見エリカ : 壁に背を付けて

[メイン2] 逸見エリカ : 「バカばっかり」

[メイン2] 逸見エリカ : ドローンが自動で分析するのを見て、視界を下す

[メイン2] 逸見エリカ : ああ、暗い

[メイン2] 逸見エリカ : 瞼を閉じれば、それだけで世界は闇の中

[メイン2] 逸見エリカ : なのにどうして、私にまだ戻れるなんて──

[メイン2] 逸見エリカ :  

[メイン2] 逸見エリカ :